◆◆ 由無し事 ◆◆

心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつくれば・・・・・

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日本を創った12人 


著者、堺屋太一氏は「まえがき」で次のように述べている。
<略>その日その時の政局や景気の動きなど時事問題は分かり易く、訴えるものも易しい。<略>しかし、本当にわれわれが日本と日本人の将来について、あるいは世界とのかかわり考えるためには、長い期間に積み上げてきた日本及び日本人の歴史と心の本質を見極める必要がある。
そこで氏は今日の日本に深い影響を与えている象徴的な12人の人物を取り上げ、彼らがわれわれの中にどう生きていて、われわれの発想や社会にどう係っているのか?今後どういう影響を与えるのか、を論じているのである。

聖徳太子・・・「神・仏・儒習合思想」の発案
光源氏・・・・・「上品な政治家」の原型
源頼朝・・・・・「二重権限構造」の発明
織田信長・・・「否定された日本史」の英雄
石田光成・・・「日本型プロジェクト」の創造
徳川家康・・・「成長志向気質」の変革
石田梅岩・・・「勤勉と倹約」の庶民哲学
大久保利通・「官僚制度」の創建
渋沢栄一・・・「日本的資本主義」の創始
マッカーサー・・・・日本を「理想のアメリカ」にする試行
池田勇人・・・経済大国の実現
松下幸之助・日本式経営と哲学の創出

氏が言うように、それらの人物を育んだ日本の風土は地政学的にも特別だ。①日本はアジア・モンスーン地帯に属し、気候が温暖かつ湿潤であるため米作に適している。歴史上「採取漁労時代」から諸外国が経験した「遊牧・牧畜」を経ずして米作が発展した。したがって、「意志あるものを制御する手法」が諸外国と比べて異なっている。②日本列島は他の国々から「狭くない海」で隔てられている。したがって、大量の人々が集団的組織的に、軍事目的や政治目的を持って渡海することが難しかった。大量の軍隊が渡来できないほど離れていて、文化が渡来できるほど近かった。③九州、四国、本州は一体の国となって育っていく自然環境を持っていた。同一文化が育ち、どこかに中核的な政治勢力ができると、全体が一つの国家になりやすかった。以上の三つの条件、つまり、地勢と気候、国際的な位置、そして国土のまとまりが日本の歴史に重大な影響を与えることとなったのだ。

しかし、風土論のみを重要視するのは危険である。特定の「人物」、あるいはそれに象徴される階層や集団から受けた影響も決して小さくない。この書に登場する12人の行動を検証することは今の日本をより理解するための一助となるであろう。



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[ 2008/03/17 22:41 ] 生活・文化 | TB(0) | CM(0)
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Author:windofsyuyu
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四住期の教えでは、林住期は仕事を離れ哲学にふける時期だそうです。世の中は変革期、豊かな社会が訪れますように!

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